オンボーディングに関して-2

研修に含まれる内容は、個人の経験、スキルレベル、職務要件によりますが、研修を成功させるための必要不可欠な要素も存在します。これらの要素を、それぞれの論理的根拠と実用的意義と共に、以下にリストアップしましたので、確認してみてください。これらは「サイクル」になり、一巡しているように見えるかもしれませんが、実際には重複している部分もあります。

 

 

 

 

 

「繋がる」

新入社員は、まず最初に主な同僚やステークホルダーとつながりを築く必要があります。

Why: 新入社員がチームのメンバーとして受け入れられれば、メンバーからの支援が受けやすくなります。つながりが強固な社員は、職場でより上手くやっていけるものです。早い段階で、職場でしっかりした人間関係を築いておくことで、新入社員はよりよい経験を積むことができ、やる気も向上するので、学びの速度が上がり、生産性も早く上がっていくでしょう。
What: 新入社員が仕事で成功するために、関係を築くべき人全員を特定し、繋がるための支援をします。
How: まず、採用担当マネージャーとチームが、新入社員歓迎のため、またその社員をよく知るための時間を十分にとることが重要です。関連する他のチームや重要なステークホルダーとつながりを築く手助けをするのも大切です。その新入社員と知り合うべき人を全てを特定し、それぞれの人と何を話し合うべきか、その理由や方法も含めて支援します。

 

 

 

 

 

「質問する・認知する」

情報収集し学ぶ能力は、新入社員の成功にとって不可欠です。

 

Why: 新入社員は、業務で何が求められているかを把握するだけでなく、その組織の文化における規範や価値観も素早く学ばなければなりません。またチームはその人の好みやニーズを知る必要があります。
What: オープンマインドな態度を保ち、繰り返し質問するように促します。
How: 積極的に情報を求めることで、新入社員は新しい仕事・組織への不安をうまく軽減でき、新しい職場環境への理解も進みます。さらに、最初の数ヶ月では新入社員、そのマネージャーと同僚がお互いについて学び合うことがとても重要です。推測に基づいていると往々にして誤解が生じ、業績が損なわれることがあります。つまり、双方が進んで根本的とも思える質問をできる必要があるのです。こうしたことをする機会をできるだけ多く設け、最初はどのように質問をしたらいいか、助言しましょう。

 

 

 

 

 

「上司・周囲と期待値をすり合わせる」

マネージャーと新入社員の期待値を定期的に確認することで、新入社員がスムーズに仕事のペースに追いつくことができます。

 

Why:Onboardingプロセスの目標の1つは、新人にとって曖昧な部分やよく分からない要素を減らすことで、作業の正確性や効率を上げる手助けになります。状況が変われば、はじめに想定していた職務と日常の業務の間に齟齬が生じることがあります。明確なコミュニケーションをとり、不確かな部分を減らすことで、マネージャー・新入社員の双方の不満や誤解を避けることができます。
どちらか一方の誤解は、パフォーマンスの発揮を妨げることがあります。
What:仕事で成果を出すための期待値(役割の明確化)、新入社員が他の関係者と接する際の期待値(期待される行動)について定期的に話し合います。
How:業務や行動の期待値について、1対1で面談を定期的に行うことが、成功の鍵です。定期的かつ頻繁な見直しを行いましょう。評価システムの仕組みを従業員に説明してあげれば、新入社員が些末な心配事に時間をとられらず、目標に向かってすぐに作業を開始できるようになるでしょう。これらの過程はできる限り文書化し、マネージャーと新入社員で共有することをおすすめします。

 

Posted by on 2017年9月11日 | No Comments »

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