オンボーディングに関して-1

新規採用はかなりの手間がかかります。入社後、新入社員が十分な生産性を上げるには、平均して6カ月間は掛かると言われています。組織の新人研修(新入社員研修)を適切に行うことが、この期間を短縮し、より優れた職務遂行能力、仕事に対するより高い満足度、より大きな責任に繋がることが、研究を通じて実証されています。また、新人研修は調整に伴うストレスや、組織を辞めたいと思う気持ちを減少させます。 Wynhurstグループによる2007年の研究によると、組織の新人研修を経験した従業員が、3年後にその組織に残っている可能性は58%になるそうです。

新入社員264人に対して実施された研究の報告によれば、特に最初の90日間は、その企業、マネージャー、同僚との適切な関係を築くために必要不可欠な期間であるという結果が出ています。同僚やマネージャーからしっかりと支援してもらった新入社員は、自らの仕事により努力し、より積極的な姿勢を示しています。十分な支援を受けていない新入社員は、最終的に非生産的で、不満足な結果となる傾向があります。最初の90日間は試用期間と考えれることが多くありますが、新入社員にとって、必要不可欠な学習期間だと言うことを理解したほうが良いでしょう。新入社員への支援の失敗は、期待外れの人材とその離脱、そして多くの場合において、転職率の上昇という結果を招き、これは同時に金銭的にも相当な損失に繋がり、企業ブランドを危険にさらすことにもなります。



最初の90日間は、新入社員に新たな同僚を紹介し、彼らと共に期待を共有し、組織の持つ特定の価値を彼らが理解する手助けをする好機と捉えると良いでしょう。企業、チーム、経営者からのこうした適切な支援は、その組織のとても重要なな一員となるために必要な知識、スキル、行動、考え方への新入社員の学習能力を顕著に高めることになります。従業員がどれ程企業に帰属していると感じるかはまた、彼らが同僚と築く社会的繋がりとも関係があります。研修プロセスはこうしたつながりを考慮し、そもそも最初からこうした繋がりを作るよう、促す必要があります。

Posted by on 2017年9月11日 | No Comments »

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