「働き方改革」のための、働く側の意識改革ーその3【転職】~「新しい働き方へ、勇気としなやかさを持って生きていくための提案」

転職してキャリアアップするもよし、キャリアチェンジするのもよし。

 

新卒で就職したけれど、思っているような社風ではなかった。そういう初期の段階で会社を辞めてしまう若者が多い一方、せっかく一流企業に入ったのだから、定年まで勤めあげようと何とか続ける中年社員もいます。働き方について考えるとき、どうしても「転職」は重要な選択肢の一つになります。今回はこれをテーマに採り上げます。

転職は「損」か「得か」。

サラリーマンの生涯賃金は、退職金を含めて2億円~3億円と言われていますが、一つの会社に勤め続けるほうが少し多くなるようです。しかし、転職してキャリアアップすることで年収を増やし、生涯賃金を増やす人もいます。それでいうと転職が一概に損得つかないのですが、へたをすると転職するごとに年収が下がり、生涯賃金も大幅にダウンする場合の方が多いのが現状かもしれません。これは年齢による人材価値の低下が大きな理由の一つで、あと、キャリアチェンジを繰り返した場合、能力の成長が見込めず、これも価値の低下につながってしまうのです。特に35歳を過ぎると、それだけで企業は採用ターゲットから外すところが多いようです。35歳で転職を考えるのは、社内でもっと力を発揮したいができない、とか、評価が下がってくることに耐えられないといったタイミングですが、この年齢にはよほどのキャリアを磨いていなければなりません。

転職を戦略的に考えると、今の働き方が変わる。

転職を「得」にするために、今すべきことは、実力を身に付けることです。たしかに社内営業でのし上がる人も中にはいますが、それは別。会社を変わって年収を上げるには、培ってきた能力を発揮して活躍するしかありません。転職は戦略的に考えるべきです。いつまでにどんなことができるようになっているか、目標を立てて、プロジェクトを動かすリーダー役を買って出られるようになっていたいものです。それに、こういう目標を持てば、今の働き方が変わってきます。“受ける”仕事ではなく、自分から“作っていく”仕事へと意識が変わります。人が伸びるのはそういうときです。最近、35歳以上のベテランの登録者を、企業の社長に紹介する予測推薦サービスも誕生していて、中年の能力を見直す時代を迎えています。年収を上げるだけでなく、勉強する機会を増やし、自分自身の人生を築き上げるやりがいも手に入れるほうが、幸せではないですか。

女性の出産後の再就職を後押しする会社も出てきた。

女性の場合に多いのは、出産のために退職し、子どもが保育所や幼稚園に通いだしたころから、再就職先を探す例です。新卒で入社して活躍していた女性が、出産のためにパートで働き、生涯賃金が大幅に減少するのはとても社会資本としてもったいないことだと思います。そのため、最近は出産後の再就職、職場へのカムバックができる大手企業も増えつつあるようです。業務を熟知している女性社員が、リーダー的な存在として、あるいは役職を持って、チームを動かしていく例も見かけられます。まだまだ欧米先進国と比べて少ないようですが、夫が育児休暇を取って子育てを手伝うのが普通になれば、働き方は男女平等に近づいていくでしょう。また、女性の転職も、男性と同じようにキャリアアップやキャリアチェンジで生涯賃金を増やす戦略で行きたいものです。

まとめ

転職は、戦略的に。社風が気に入らないと思いながら続けるリスクと、生涯賃金が減る可能性のリスクを考える。もし社風が嫌で転職しても、一度や二度の就職失敗は、その後の努力で取り戻すことができる。それより転職しながら能力をアップさせることに集中すべきです。幸せな人生を手にするために。

 

Posted by on 2017年4月17日 | No Comments »

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